リウマチ科

リウマチ科 診療科案内

科学的な目で問診と診察を行い、包括的な治療を行います。

リウマチ性疾患(関節リウマチ、変形性関節症など)は、全身疾患であるため、首から足の先まできちんと診察いたします。関節リウマチに対する治療は、薬物治療が中心となります。患者さんを定期的に診察させて頂くと共に、その病状に応じた適切な薬物治療を行っております。近年、生物学的治療と呼ばれる新しい治療の開発が行われ、今まで手をこまねいて見ているしかなかった関節破壊に対し、一定の抑制効果が得られるようになってきました。当外来では、その顕著な効果だけでなく副作用、医療経済的な側面も含めて総合的に関節リウマチの治療にあたっています。 薬物による内科的治療だけでなく、関節機能の保持、改善に関する理学療法や装具・自助具の指導も合わせて行っております。さらに、新しい治療の進歩にもかかわらずリウマチ性疾患により関節機能が障害されると、外科的手術(人工関節置換術や関節固定術)が必要になる場合があります。また、関節リウマチでは、関節だけでなく腱断裂や脱臼、脊椎障害がおこることがあり、これらに対しても適切な時期に手術が必要になります。

客観的なデータをもとに診断し、科学的根拠に基づき、治療方針を決定いたします。

血液検査・MRI検査・CT検査・RI検査および誘発筋電図や神経生理学的検査などの必要十分な検査をして、誰でも納得できる検査所見をもとに、リウマチ専門医が、豊富な臨床経験と最新の診断・治療技術を駆使し、科学的根拠に基づいた最先端の医療を提供しています。

患者さんやご家族の方との十分な説明と話し合いの場をつくります。

個々の患者さんの病状について、検査結果をもとに、納得して頂けるまで、わかりやすく説明するとともに、患者さんやご家族の方の御意志をできるだけ尊重して、治療方針を最終決定します。

入院患者さんについて、医療スタッフ全員によるカンファレンスを行います。

入院は手術症例に限らず、検査入院、保存的治療のための入院など、きめ細やかな治療が可能となっています。週1回の医師、看護師、リハビリテ−ションスタッフとの合同カンファレンスにて、治療状況を確認し、個人の独断や見落としによる診断・治療ミスを防ぐとともに、手術症例には随時方針を検討しています。また、在宅支援に向けて、ソーシャルワーカーやケアマネージャーとのカンファレンスも積極的に行っております。さらに、クリティカルパスを使用して、手術翌日から早期リハビリテーションを行い、短期入院をこころがけています。

手術は安全性・低侵襲性・確実な治療成績を重視して行います。

当科では、人工関節置換術(股関節・膝関節など)、脊椎手術、外傷に対する手術(腱縫合術など)に加えて、膝関節鏡視下滑膜切除術など最小侵襲手術を積極的に行っております。手術は患者さんの全身状態を勘案し、現在行われている数多くの手術方法と手術機器の中から、個々の患者さんにあった最適の手術方法と手術機器の選択し、できるだけ負担にならない低侵襲かつ安全で確実な最先端の手術を行っています。また、手術室スタッフは、全員がさまざまな手術の手順に精通しており、緊急を要する手術にも短時間に対応できる体制をとっています。

手術による合併症を防ぎます。

手術後の合併症として、感染(ばい菌がつくこと)、神経・血管損傷とともに、近年注目されているのは、深部静脈血栓症や肺塞栓症です。当科では、積極的にこれらの合併症に対する予防策に取り組み、術後合併症を極力なくす努力をしています。また、輸血の必要な手術には、あらかじめ患者さんご本人の血液を2週間前から採血し、保存しておいて、手術時に輸血する自己血輸血を行っています。人工関節など予定して準備ができる手術では、手術中の出血はセルセーバーを用いて回収し再び輸血をするとともに、自己血輸血を併用することにより、他人の血の輸血(同種血輸血)をする必要がなくなり、血液の不適合や、肝炎やエイズなどのウイルスの感染というリスクも完全に回避することができます。

専門医による診療を、お待たせせず、ゆっくり時間をとって行っております。

外来診療は(月)から(金)の午前中および(木)の午後に行い、予約制度により、待ち時間の短縮を図っています。

診療・研究・教育の三本柱を積極的に行っております。

当科では、日本整形外科学会専門医が診療にあたっています。また日本整形外科学会認定研修施設として、整形外科専門医を養成しています。より患者さんに優しく、安全でかつ確実な治療方法を研究するとともに、その研究成果を学会や論文で積極的に発表し、情報発信しております。

地域がん診療連携拠点病院病院機能評価認定病院マンモグラフィ検診施設画像認定病院リウマチに関する支援事業支援協力医療機関