病院長挨拶

平成27年4月1日より、当院の名称を「国立病院機構敦賀医療センター」に改称いたしました。当院は明治31年3月に敦賀連隊区司令部敦賀衛戌病院とて開設され、その後国立療養所敦賀病院として永く地域の皆様に親しまれてきましたが、平成15年7月1日に国立療養所福井病院と統合し、国立福井病院となり、平成16年4月1日に独立行政法人国立病院機構福井病院と改称されました。  
しかしながら、敦賀の地にて、地域医療を行うには
「敦賀」の名を入れるべきであるという意見と、病院機能のさらなる発展と充実を目標とするために「国立病院機構敦賀医療センター」と改称し、新たなスタートとしました。

当院はこれまで、国の医療政策として行う医療(政策医療)である、がん、呼吸器疾患(結核を含む)、重症心身障害、血液造血器疾患、エイズの専門的な医療を推進する一方で、その他の多くの疾患の診療さらには救急医療にも力を注ぎ、外科での低侵襲手術や、高齢者に対する整形外科や脳神経外科での外科的診療、循環器疾患、感染症や糖尿病などの内科的診療を進歩するべく努力しています。

病院スタッフ全員の理念である 「私たちは患者さんの立場に立った開かれた医療、患者さんに信頼される質の高い医療を提供します」を基本として医療に取り組んでいます。患者さんと全ての情報を共有し、患者さんには最善の治療を受ける事を約束しますということです。そのために以下の患者さんの権利を制定しています。


敦賀医療センターに受診されたすべての患者さんの権利

  1. 個人の人格を尊重した診療を受ける権利
  2. 科学と信頼に基づいた医療を受ける権利
  3. 個人情報が保護される権利
  4. 納得いく説明と情報提供を受ける権利
  5. 自らの診療録の開示を求める権利
  6. 自らの意志で検査・治療法などを選択あるいは拒否する権利

患者さんの権利を守ることは、すなわち病院での治療が患者さんに満足され、かつ安全であることです。そのために、病院としての機能を向上させる事が重要となっています。これまで、電子カルテ化、院内設備・機器を最新・最高のものに更新してきました。今後は病院施設の増改築を含めたハード面の強化を続けます。また、診療科のみならず病院の全ての部門において、「臨床研究」と「医学教育」の二つの分野を立ち上げ、患者さんの治療に貢献できる診療体制となるべく計画・実施を行っています。すなわち、ハード面とソフト面での「病院機能のさらなる充実」により、地域の皆様、地域の医療機関の皆様に還元すべく努力し続けます。

敦賀医療センターのもう一つの目標は、「さらに開かれた病院」です。「開かれた病院」は、地域の患者さんを全て診察し、必要であれば入院治療を受け入れるということは言うまでもなく、治療のみならず医療相談、福祉相談などを気楽に受けることができ、病院に来られれば医療について学べるよう教育的施設とスタッフのさらなる充実を目指しています。また、近隣医療施設との連携、情報の共有化とスタッフの相互診療派遣を推進すること。在宅医療をなされている患者さんへの医療資源の提供と協力、在宅緩和医療や栄養指導、服薬指導等も今年からはさらに積極的に行う予定です。

敦賀医療センターとして生まれ変わった気持ちですが、これまでと同様に地域のニーズに応じた診療体制を整え、全スタッフの努力により病院機能を発展させ、「地域住民の病院」としてさらに皆様に親しまれることを実行していきますので、よろしくお願いいたします。

 

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